439日記

思索したり、試作したり、失策してばっかりだったり。

娘が3歳になりました

久しぶりのエントリーです。

前回から1年以上経ち、その間に娘は3歳になり、ありがたいことに第2子も無事生まれてきてくれました。

コロナ禍で僕の働き方も大きく変わった部分があり、子供と接する時間が長く持てたことは将来振り返った時に幸せだったと感じると思います。

娘、3歳になりました

前回2歳になった時のエントリーを読み返しながら、当時はどうだったか、どんな成長を遂げたかを追うことができ、ああそうだったね、と穏やかな気持ちになりました。

こんなこと、できるようになったよ

  • 会話の質が上がり、話せる言葉も増えた。「フライパンは熱いから、火傷するから、触っちゃダメだよね」と因果関係を少しずつ理解しはじめた。体験しないと分からないのかな?と思ってましたが、「包丁は危ないからママにやってもらう」等も言えるところを見ると、理解力は高まってるのかな。
  • 歌を歌えるようになった。歌詞を覚えていることも増えた。
  • お姉ちゃん、赤ちゃん、大きくなる、といった概念が少しずつ理解できるようになり、お姉ちゃんだからできること、赤ちゃんだから出来ないこと等の分別や、娘が第2子へ善意でご飯を食べさせたり等やってはいけないことも分かるようになった。
  • 数字と物の数が少しずつ理解できるようになってきた。トランプゲームで「一休さん(193)」をやってみて6と9が似ていること等、遊びの中で学べている。
  • ママゴトの質が上がった。ぬいぐるみに布団をかけて寝かせつけたり、先生役をやってたり、ぬいぐるみ同士がおもちゃの奪い合いをして喧嘩してたり、バリエーション豊かになってきた。
  • 我慢すること・自制することも少しずつできるようになった。「動物園に行きたい」という欲求を素直に親へ伝えることができるようになり、「平日は保育園があるから週末に行こうね」という約束を娘なりに我慢して過ごせるようになった。
  • What do you see?, What do you like?といった英語も少しずつ話せるようになった。
  • テレビのリモコン操作ができるようになった。
  • 言葉遊びの一環で、「ピザって10回言って」「ピザピザピザ」「ここは?(肘を差す)」と言うと「ひじ」と何の間違いもなく答えてみせた。

 

ここが悩ましい:オモチャの取り合い、子供の喧嘩

娘は出先でも全て自分の物と言い張り、他者に対し、「どいて」「別ので遊んで」と言い張ることがあり、僕が無理やり引き離そうとすると、地団駄をふみ、一人だけ怒る(相手はまだ怒ってないことが多い)ようなことも度々起こるようになりました。

 

事後に僕と娘で話し合ってみました。

「他の友達もそのオモチャで遊びたいんだよ」

「あなたの物ではなく、みんなの物なんだよ」

「仲良くできないならもうあそこで遊べないよ」

すると、娘は「私も遊びたいの!」と泣きました。

 

その時ハッとさせられたのですが、僕自身もっと娘の気持ちにも寄り添ってあげるべきだったのかもしれません。しかし、親としては行動修正を促したく、振る舞いが難しいなぁと感じます。

 

悩んだ挙句、「こう言ってみたらどうかな」といくつか提案してみました。

「喧嘩・意地悪がしたいの?」 --> したくない、と答える。

「そしたら、奪っちゃダメだから、順番を待とうね」

「貸してって言ってみようか」

 

 数日後、子供の遊び場で様子をみることにしました。

娘「おもちゃのベビーカー貸してくれる?」

他のお子さん「今あそんでるから嫌だ」

娘「じゃぁ、遊び終わったら貸してくれる?」

他のお子さん「いいよ」

(少し経ち)他のお子さん「はいどうぞ」

娘「ありがとう」

 

娘なりに自分の気持ちをコントロールしてる姿が見れて、感動しました。

子供にとってどういう行動をすれば良いか、わからなくて当然なので「怒るな、喧嘩するな」で終わらせず、「娘は遊びたい、友達も遊びたい、でも遊具は一つというシチュエーション。さぁ、どうすれば喧嘩せずに楽しく過ごせるか」という問いに対する解答例をいくつか提示して、実際に実践してうまくいったかどうかを娘と話し合っていくことが大切だなと改めて感じました。

また、娘の中で行動にフィードバックされてるなと感じたら、しっかりと「我慢できたね、偉いね」などと褒めてあげて、認めてあげたいです。

これからの成長は、こうした社会性に関連する部分も多いような気がするので、一つ一つ丁寧に娘と向き合いながら歩んで行きたいです。 

 

ここが悩ましい2:言うことを聞かないときの接し方

そんな娘も言うことを聞かないことは度々あります。

「次喧嘩したらもう遊ばせないからね」

「ご飯食べないのなら、もうテレビ見せないからね」

「叩くなら、もう一緒に遊ばないからね」

と言うようなことは僕も妻もついつい口から出てきます(余裕が無い時は特に...)

 

親が子供に何かをさせる/させない時に言いがちなのですが、そのために何かの権利を人質にして行動を強いるようなことを言っているのです。

これ、大人で言えば

「家事手伝いしないなら離婚だからね」

「この仕事を今日終わらせないならクビだから」

といってるのと同類では、と思うと、とても精神衛生上良くないし、自分もこんな指導のされ方したくないので、そんなことを子供にさせないように注意しなければならないなぁと思います。

親が何度も口うるさく言い過ぎて娘が「怒らないで」と泣き出すこともありました。

本当に悩ましいです。

 

答えは見つからないが

きっと今の子育てのゴールは「子供の基礎的な生活習慣を整えること」「やっていいこと/ダメなことのルールを守ること」であり、その過程を生きているので、つまづくことは当然と思います。

 しかし親にとっては毎日が戦いなわけで、なかなか即効性のある良い対処法も見出せず、子育ての忍耐や難しさを感じます。

時間はかかりますが、できたことはきちんと褒めて行動強化を促す、を繰り返すしか無いのかもしれません。

 

これからも子供達と一緒に成長していきたいな。